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見分けやすい津波警報の配色・色調の策定 発表
テレビ速報における津波警報の新しい色使いを東京大学とCUDOが共同で策定し、テレビ局は順次新配色に切り替えています。

従来の津波速報画面の配色の例(東南海地方の津波の場合)
※ 実際の各局の放送画面とは異なります)

色覚による色のわかりやすさの違いのシミュレーション
(AdobeフォトショップのCUDソフトプルーフ機能を用いて作成した画像。本図は見え方の例を示したもので、個人差も存在します。)


概要
津波発生予測のテレビ速報では、津波の規模によって3段階に分け、それぞれに特定の色をつけて日本地図の上に表示し避難喚起を行っています。従来この色使いはテレビ局によって異なっていたり、違いが分かりにくい、背景の地図と見分けにくいなどの問題がありました。2010年のチリ地震時発生時に問題がクローズアップされ、相談を受けた東京大学分子細胞生物学研究所 脳神経回路研究分野 伊藤啓准教授とCUDOは各放送局と協力し、なるべく多くの人に見分けやすい配色を検討し、多くの配色・デザインサンプルを作り被験者による評価を行い、実際の放送時を想定したサンプルの作成と検証を行い2011年2月に最終案をまとめました。

NHKおよび在京テレビキー局のあいだで実施に向けての調整が行われ、一部の放送局では2011年3月末からの運用開始を計画していました。3月11日の東北大震災の影響で多少遅延が生じましたが、最終的に5〜7月にかけて、ほとんどの在京放送局が新しい配色を用いた津波速報システムに移行しました。残りの放送局や地方放送局も、今後順次対応する予定です。

カテゴリ:カラー ユニバーサルデザイン・色覚バリアフリー | 23:59 | - | trackbacks(0) | - | - |
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